Unlocking The Creative Scene by O'REAL (Tom & Tomo)


みなさん、こんにちは。今月もまた登場しました、O’REALから発信のO’VOICEです。今号で20号目の発行となりました。福岡のクリエイティブな場所・イベント・人々をサポートし、もっと沢山の人にクオリティの高い楽しみを身近に取り入れてもらいたい…。そのコンセプトで毎月O’REALを制作しておりますが、先日、良い意味での沢山の衝撃を受け、更にモチベーションが上がった、というお話を。実は、ちょいと野暮用で、イギリスとチェコへ行って来たのですが、日常の中に音楽やアートが自然と息衝いているその風景に改めてショック(?)を受けました。まずロンドンでは、地下鉄の構内にアーティストがパフォーマンスをする場所が公的に設けられ、人々が行き交う中でラッパーがパフォーマンスをしていたり、シンガーが弾き語りをしていたり。そして、駅の係員はすぐにパンクロッカーだと見て取れる赤モヒカンで、乗客へ笑顔の対応。公道には大きく若者のアートペイントが展示してあり、母親に手を引かれて歩く幼い女の子の視線を惹き付けていました。また、チェコでは古い建物をスクリーンにしてプロジェクターが設置してあり、まるで実際にビルが崩壊したり手直しされたり、水に沈んだりする様に見えるビジュアルパフォーマンス。歴史あるモノと現代のモノと人々が上手に融合し、こちらではイベントに行かないと見れないものが普通に街の中に沢山あって、表現者が表現をする場の多さに「これは楽しい!」とわくわくしました。日本は日本の良さが勿論ありますが、皆が自由で好きな事をやりつつ、社会もそれを当然として受け入れている様を目の当たりにして、「福岡がこんな環境になったら、既に高いスキルやセンスを持っているアーティストたちも、そうなって行く次世代の人たちも、もっともっと生きやすい社会になるだろうな」と思いました。場所もパフォーマンスも人々も、みんな多種多様。それぞれがそれぞれのテイストを大切にしていて、それらを沢山の人たちが楽しむ。根本は全く同じなので、福岡がもっともっとオープンになったら素敵だろうな、と強く感じつつ、どこの国に行っても引けを取らないレベルのアーティストたちが本当に沢山居る福岡に誇りを持ちました。「こんな事をしたいと思ってます。O’REALに共感しました。一緒に何かできたら」という、読者の方から嬉しいメールを頂いたのも、そんな衝撃の渦中にいる時でした。


沢山の可能性に溢れる福岡の人々と街にポジティブな光を見出し、私たちが好きでやっているこのO’REALで少しでも貢献できたら。そして、沢山の人が、この誌面とWEBで紹介している様な、とっても素敵な人々、場所、イベントで、何かわくわくするものを見つけて貰える事を切に願います。