浦川雄一郎 O'REAL #016
“I ALWAYS WANTED TO MAKE THE HAPPY COCK A PLACE WHERE PEOPLE CAN VERY NATURALLY HAVE FUN”
大名で毎週末長い行列が名物となっている15年の歴史を持つクラブ、HAPPY COCKのオーナー、浦川雄一郎氏。13年前、オープン2年目のHAPPY COCKへアルバイトの面接に現れたのが20歳の頃。何と、レストランの従業員募集と勘違いしていた上に、不合格の通知を受けたが、後に最初の採用者がキャンセルしたことから一転して採用となり、クラブ未経験のバーテンダーとしてスタート。そして、3年後には親富孝通りにオープンした姉妹店・CRAZY COCKのマネージャーに就任した。世はバブル期、クラブシーンは全盛期を迎え、当時のオーナーがイギリス人だった事もあり、インターナショナルな雰囲気に溢れる両店は常に満員状態。しかしその盛り上がりと共に、クラブシーン自体のトラブルの多さやクラブスタッフの態度の大きさ等を原因としたイメージの悪化が始まり、バブル期の終焉と共にその盛り上がりは一旦下降を辿り始めた。この状況をきっかけに、クラブの在り方に危機感を感じ始めた彼は、店長という立場から接客を重視したスタッフの教育に力を入れるようになる。同時に将来的には自分のお店を持ちたいという夢も持ち始め、具体的に様々な面で「安心して楽しめる店作り」に焦点を当て始めた。その後、CRAZY COCKが約8年の歴史に幕を閉じ、原点であるHAPPY COCKの店長に就任。前オーナーから様々なアドバイスを受けつつ経営全般をこなして行くようになった彼は、2008年の前オーナーの退任を期に店を受け継ぎ、夢であった自らのお店を持つ立場である "オーナー"となった。「クラブのイメージを変えたい。どんな人でも安心して楽しめて、"良かったら来て"って自信を持って言えるお店にしたい」と彼は語る。これまで自らが描き続けて来た理想の空間作りのため、大幅な店内改装や空調設備の改良なども行い、信頼するスタッフと共に誰もが一体になって楽しめる、そんなお店作りに余念がない浦川氏の旅はこれからも続いて行く。









